「待ってます」という意味の英語をジブリアニメで解説
「待ってます」は英語でどう言えばいいでしょうか?
「待つ」と言えば「wait」だけど、他にも表現の仕方があります。
アニメ「魔女の宅急便」英語版のシーンを活用してお伝えします。
今日の英語フレーズ お待ちしてましたよ!
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(今日のシーンはチャプター21から。キキが老婦人の家へ再び訪れるシーン)
空を飛ぶ力を失ってしまったキキは、しばらく宅配便の仕事を休むことにしました。
偶然キキの家へ訪ねて来たウルスラ(絵描きのお姉さん)と一緒に、休暇を取ります。
ウルスラと話したおかげで少しリフレッシュ出来たキキは、パン屋のオソノさんのもとへ帰ろうと電話をかけました。
すると、宅配便の仕事は休みだと言っているのにも関わらず、以前配達のお仕事をした老婦人から仕事の依頼があったそう。
「どうしても」という老婦人の願いに応えて、再び彼女のお宅を訪ねます。
ノックをすると、使用人のバーサが出ました。
「Well, well.. We’ve been expecting you! おやおや!お待ちしていましたよ!」
バーサも老婦人も、大歓迎で迎えてくれます。
また、どうしても老婦人が頼みたい配達の仕事とは、キキへのケーキを届けることでした。
温かい心遣いに、キキの目からは思わず涙がこぼれます。
「expect」の意味と使い方
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「expect」は「待ち望む、予期する」という意味の英単語です。
この単語を使うことで、
「必ず来てくれるはず」という意味を込めた「待ってます」
を表現をすることが出来ます。
「expect baby」で「妊娠中、おめでた」という意味がありますが、「赤ちゃんを待ち望む」ということから来ているんですね。
「wait for」との違い
「expect」が「必ず来てくれる」という思いを込めているのに対して、「wait for」は単純に「待つ」という意味しか込められていません。
上記のシーンのバーサのセリフは
「We’ve been expecting you.」
と表現しているので、老婦人もバーサも「キキがきっと来てくれる」ことを信じていたことが伝わります。
このセリフが「We’ve been waiting for you.」だったら、キキが来ることを信じていた訳では無いということになります。
このように、待っているものや人が「実際に訪れるという確信がある時」は「expect」を使い、確信が無い時は「wait」を使うと良いですね。