海外から見た「日本人が外国人をイラつかせる行動」
海外から見た日本人、どんな風に見えるのでしょうか。
アメリカ、ヨーロッパ、アジア、アフリカの各地域から参加者を招いた会議を行った時、参加者の間で日本人のある行動が話題になりました。
その行動には皆さん困惑したり、中には「イラつく」とまで言う人も。
それは日本人なら、礼儀だと思ってしている行動だったのです。
海外から見た日本人のイラつく行動は「謝りすぎ」
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日本人がよく使う「すみません」という言葉。
これは、相手が自分のために労力を使ってくれたことに対して、感謝の気持ちをこめたセリフです。
でも海外で「すみません」を「I’m sorry.」に訳して、日本で使うのと同じように頻繁に使うと、外国人の方は困惑するよう。
「一体何に対して謝ってるの!?」という風に思わせてしまうのです。
これは日本人と海外の方の、物事の捉え方の違いをよく表しているように感じます。
先にも書いたように、日本人は自分のために他人が取ってくれた行動を「させてしまった。申し訳ない」と捉えます。
でも海外(特に欧米)では、「してくれて助かる。ありがたい」と捉えるのでしょう。
どちらも根底には「相手の行動に対する敬意」があるのですが、どう評価するのかが違うということですね。
この捉え方の違いをよく表しているのが、待ち合わせで相手を待たせてしまった時に言うセリフ。
日本人なら「お待たせしてすみません。」と言います。
だけど欧米では、「Thank you for waiting. 待っててくれてありがとう。」と言うのが普通です。
相手の価値観が違うと、同じ場面でも言うべき言葉が違うって面白いですよね。
会議に遅れた時にするあの行動は、マイナスの印象しか与えない
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「I’m sorry.」を多発するくらいなら「日本人は謙虚だな」で済みます。
でも、「申し訳なさ」を表すためだけにわざわざ取る行動は、海外の方に不快感を与えるようです。
例えば会議に遅れた時、部屋に入ってくるまで「小走り」で行ったりしますよね。
「遅れてしまったけど一生懸命来た」ことを表すために、日本人なら誰もがすると思います。
でも海外の方はこう感じるようです。
- どうせ間に合わないことが分かってるのに、無駄に走っている。
- 本当に申し訳ないなら全力で走ってくるのではないか。
私の知り合いの外国人の方は、あの小走りを「japanese run」と呼んで笑っていました。
それくらい、日本人に特有のことなんですね。
確かに言われてみると、あの「小走り」はただのパフォーマンス。
日本人は「他人にどう思われるか」を非常に気にしているということでしょうか。
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価値観まで変える必要は無いですが、「自分の取る行動がどう受け取られるか」は知っておいた方がいいですね!