女の子なのに「oh, boy」?「あら、まあ」の英語表現をトトロ英語版で解説
「あら、まあ」と英語で言いたい時の表現の仕方を、「となりのトトロ」英語版のシーンを活用してお伝えします。
ちょっと意外なみんなよく知っている単語を使うんですよ。
今日の英語フレーズ「あら、まあ!Oh, boy!」
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(今日の英語フレーズはチャプター11から。雨の中、お父さんをバス停まで迎えに行くシーン)
今日、お父さんは大学へ出勤しています。
そろそろ帰ってくる時間ですが、外は大雨。
サツキは、お父さんが傘を持って行かなかったことに気付きました。
そこでメイと一緒に、バス停まで迎えに行くことにします。
途中、おばあちゃんの家によって、カンタから借りた傘を返し・・
バス停へ急ぐと、ちょうどバスが停まったところに到着しました。
「Oh, boy. We made it! あら、まあ!ちょうどだったわ!」
でも慌ててバス停に駆け寄りますが、お父さんらしき人は降りてきません。
スタジオジブリ「となりのトトロ」英語版
「oh boy あらまあ」の解説
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「boy」というと「男の子」という意味しか知らなかった私は。
このシーンのサツキのセリフを初めて聞いたときに
「メイは女の子なのに、なぜメイを指して”boy”と言っているの?」
と混乱しました。
でも調べてみると、「boy」には間投詞の役割もあったのですね!
「間投詞」とは、「感動や応答・呼びかけを表し、単独で文になる語」のこと。
「boy」は単独で、「あらまあ、なんてこった!、どうしよう!、へぇー!」といった、感動や驚きを表すことが出来たのです。
サツキのように、「女の子」であっても「boy」を使うんですね!
でも少し古い表現のようです。
似たような意味の表現は
「oh my God, oh my Gosh」
の方がよく知られています。
ですが神の名を気軽に出すのが憚られるようなささいな感動や驚きの場面で、「oh boy」は使われるようです。