私の実体験。TOEIC 高得点取得!の効率的な勉強方法

kouka

この記事では、「英語は絶対、勉強するな!」のノウハウが「なぜTOEICで高得点を取得するのに効果的か」をお伝えしたいと思います。

私は、「英語は絶対、勉強するな!」のノウハウを実践することで、TOEICの問題集を解いたり語学学校に行ったりしなくても、1年でTOEIC850点という高得点を取得することが出来ました。

今回お伝えするのは、以下の2点です。

  1. 「英語は絶対、勉強するな!」のノウハウが、TOEIC高得点取得に効果がある理由
  2. より効率的にTOEIC高得点を取得するための方法

では、さっそく本文に移ります!

「英語は絶対、勉強するな!」がTOEIC高得点取得に効果がある理由

「英語は絶対、勉強するな!」で紹介している英語習得のノウハウは、5つのステップに分けられています。

私が実践できたのは、ステップ3の途中まで。それでTOEIC 850点を取ることが出来ました。

このことから、TOEIC高得点取得に必要な知識・能力は、ステップ3までで習得することが出来る」ということが分かります。

では、ステップ3までの内容をレビューし、「各ステップがどのような能力を身に付ける上で効果的だったか」を考察してみたいと思います。

「英語は絶対、勉強するな!」ステップ3までの効果を考察する

ステップ1.自分の好きな英語の音声教材を使用し、完全に聞き取るまで聞く

< 実践の際の注意事項 >

教材には日本語が入っていないものを選び、日本語で意味を推測しないようにする。

< 効果 >

英語の音声に対する耳の敏感さを養うことが出来る。

< 実践の振り返り・所感 >

教材には、物語を読み上げているものを使った。「完全に」の意味が十分理解できず、自分なりに全部聞き取れたと思ったところで止めた。

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ステップ2.ステップ1で使用した音声教材を書き取り、音声をマネして朗読する

< 実践の際の注意事項 >

発音やリズム、イントネーションをそっくりマネするようにする。

< 効果 >

・ 発声が出来るようになることで、さらに耳の敏感さを養える。

・ 文字の表記と発音の関係を無意識に身に付けることができ、初めてみる単語でもスペルが分かるようになる。また、聴くだけでスペルが分かるようになる。

< 実践の振り返り・所感 >

それまで気付かなかった発音の微妙な違い(sheとseeなど)が分かるようになった。すると、英字新聞や洋書がすらすら読めるようになった。

ステップ3.ステップ2で書き取った内容で分からない単語を、英英辞典で引き朗読する

< 実践の際の注意事項 >

意味が分からなくても、日本語で考えたり調べたりしない。

< 効果 >

・ 日本語で意味が腑に落ちなくても、英英辞典で調べ続けるうちに意味が「イメージ」出来るようになる。

・ 英語の基本的な文章構造/文法が頭の中に入る。

< 実践の振り返り・所感 >

多読することで、英文を読むスピードが上がると同時に、なんとなく意味が分かる単語が増えた

また、「単語を構成するパーツがもつ意味」が分かってくるので、知らない単語でも意味を推測できるようになった。(類語が分かるようになる。)

まとめ: ステップ1~3を実践することで、「英語のルール」が身に付く

ステップ1~3は、それぞれに英語を話す上で必要な能力を身に付ける上で効果的であることが分かりました。

総合的に考えると、ステップ1~3を実践することで「英語を構成するルール」が無意識のうちに身に付けることが出来ることが分かります。

英語を構成するルールとは、以下のものだと思います。

  • 文章の構造
  • 文章を作る単語の構造
  • 語彙
  • 発音の仕方

これらのことを、今までの英語学習では「テキストを読み、覚える」という方法を取っていました。それが、多くの人が英語学習に苦労するところだと思います。

しかし、「英語を絶対、勉強するな!」のノウハウはこの苦労をしなくても、段階を経て無意識に身に付くようになっています。

また、以上のことから「英語を絶対、勉強するな!」のノウハウでTOEICの高得点が取得出来る理由は、「英語を構成するルールを身に付けられるから」であると言えますよね。

しかも、「英語のルール」を身に付けることで、長期的に英語力を保持することが出来ます。

私自身も、このノウハウを実践してから数年後に改めて受験しましがた、特にTOEICの勉強をしなくても885点を取ることが出来ました。

より効率的にTOEIC高得点を取得するための方法は?

「英語は絶対、勉強するな!」のエッセンスを逃さずに、もっと効率よく上記の効果を上げる方法は無いのでしょうか?

私はあると思います!

ステップ1~3の目的が、「英語のルールを理解する」こと。これを助けるようなアレンジを加えることで、もっと効率的にTOEICの点数を上げることが可能です。

(著者の方は本作で「アレンジを加えるな」と言っていますが、後のご自身の著書の中で「アレンジOK」に変わっています。)

加えるべきアレンジ

  1. ステップ1の英語の音声教材は、「物語を読み上げているもの」を使う
  2. 同時並行で、文章構造と発音をスクールや教材で学ぶ

ここで加えるアレンジは、あくまで「効率よく、短期間で」を目的にしています。

「英語は絶対、勉強するな!」では、「テキストやスクールを利用しない」ことを売りにしていましたが、なにより苦しいのは「成果が出ない時間が長い」ことです。

そのため、「テキストやスクールで補完できる点はあえて活用したほうが良い」というご提案をします。

ここで加えるアレンジの理由は、次のとおりシンプルなものです。

1.「物語を読み上げている」教材を使う理由

書かれた物語が、文章構造を理解するというステップ1~3の目的に最も適うものだからです。スピーチやインタビュー音声は日常で使われる話し言葉のため、文章構造が崩れている可能性があります。

2.「文章構造と発音」をスクールや教材で学んだ方が良い理由

発音の仕方を学ぶことで聞き取る力が伸び、ステップ1にかける時間を減らすことが出来ます。また、ステップ2でのつまづきを減らすことが出来ます。

また、文章構造を直感的に理解出来るかどうかは、能力によって個人差があると思います。国語や英語が得意な人は直感的に理解しやすいと思いますが、あまり得意でない人はどれくらい時間がかかるか分かりません。

そのため、学問として学びながら文章を聴いたり読んだりする方が、辛い時間を減らすことが出来ると思います。

あえて勉強しなくても良いこと

「語彙力を増やす」ための学習や「TOEIC対策」講座などはする必要がないと思います。

「単語の暗記」は時間がかかる割りにあまり効率が良くありません。勉強して語彙力を増やすよりも、ステップの実践を通して身に付けたほうが遥かに効率が良いです。

また、TOEICの勉強よりも「英語のルール理解」の方が効率的・効果的だということは、これまでに書いた通りです。

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TOEIC高得点取得が目的の方は、上記のアレンジを加えながらステップ1~3を実践することで達成までの時間を短縮することが出来ます。

あくまでも、「英語のルールを身に付ける」に的を絞って勉強されることをおすすめします!

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