understandだけじゃない「理解する」の英語表現をアニメで解説
「理解する」は英語で「understand」を思い浮かべますが、状況によっては「understand」で意味が通らない場合があります。
「理解する」のその他の英語表現を、アニメ「魔女の宅急便」のシーンを活用してお伝えします。
今日の英語フレーズ I just can’t figure it out. まだ理解することも出来ていないの。
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(今日の英語フレーズはチャプター20から。キキがウルスラの小屋で、飛べなくなった事への不安を語るシーン)
突然空を飛ぶ力を失ってしまったキキ。
飛べなくなって途方に暮れていました。
そんな時キキの家へ偶然訪れたウルスラ(絵描きのお姉さん)に誘われて、気分転換にウルスラの小屋へ遊びに行きます。
小屋でウルスラの絵のモデルになりながら、キキはウルスラに心にある不安を語り始めました。
以前は何も考えずに飛べたこと。
この先飛ぶ力が戻らなかったらと思うと、不安なこと。
「Now I’m trying to look inside myself to find out how I did it (how I flied), but I just can’t figure it out. どうやって飛んでいたかの答えを見つけ出そうとしているんだけど、まだ理解出来ていないの。」
キキは再び飛べるようになるために必死で自問自答していますが、答えがなかなか見つからないようです。
以前は感覚で出来ていたことですから、どれだけ探しても論理的な答えなど出てこないのかもしれません。
そう考えたのか、ウルスラがキキに勧めたのは、「Don’t even think about flying. 飛ぶことを考えないようにすること」でした。
「figure out 理解する」の使い方と「understand」との違い
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上記のシーンで「理解する」という意味で使われていた「figure out」。
「understand」とは、以下のような違いがあります。
- 「understand」・・・ 「了解する。納得する。」というニュアンス
- 「figure out」・・・ 「自分で答えを見つけ出す」というニュアンス
例えば算数の問題の答えが分からない時。
先生から解き方を教えてもらって答えの出し方が分かったなら、「understand」。
一方で、自分で解き方を考えて答えの出し方を明らかにしたなら、「figure out」が使えます。
このように、「どのように」理解したかで、使われる英語も違ってくるんですね。
キキの場合も、誰かに飛び方を教えてもらうのではなく自分で見つけ出さなければいけないので「figure out」を使っています!
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< 魔女の宅急便 英語フレーズ (シーン別)>
- オープニング~海辺の街へ到着
- 海辺の街の塔~オソノさんとの出会い
- 宅急便を始める~ウルスラ(絵描き)に出会うまで
- ウルスラとの出会い~トンボからの招待状
- パーティへの招待~大雨の中の配達
- 発熱~トンボと海岸で飛行船を眺める