今ある語彙で大丈夫!サバイバル英語で会話する秘訣
語彙は確かに多い方が良いけれど、少ない語彙でも会話が出来る秘訣があります。
そんなサバイバル英語の秘訣について、アニメ「魔女の宅急便」のシーンを活用してお伝えします!
今日の英語フレーズ I get a feeling that we are not alone.
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(今日の英語フレーズは、キキとジジが列車で雨宿りするシーンから)
キキとジジは大雨をよけるために貨物列車に降り立ち、屋根から列車の中へ入ります。
そこはワラが敷き詰められていて、寝るのにはちょうど良い場所でした。
キキとジジはひと眠りしながら雨が止むのを待つことにしますが、ジジはなんだか落ち着かない様子。
「I get a feeling that we are not alone. 他に誰かいる気がする・・。」
そうです。この貨物列車は牛を輸送するもの。
キキたちが眠っているのは牛が餌にするワラの中で、下には牛たちがいたのでした。
サバイバル英語の秘訣は「意味を様々な角度から考える」こと
上記のシーンでお伝えしたセリフは英語版のオリジナルで日本語版には無いものなので、日本語訳は私の方で考えてみました。
「I get a feeling that we are not alone.」は直訳すると「私たちだけじゃない気がする・・。」です。
だけど、私は「他に誰かいる気がする。」に訳をし直しました。
こんな状況を日本語にするとき、「私たちだけじゃない」よりも「他に誰かいる気がする」の方が自然だと思ったからです。
英語で会話をしている時、日本語で思い浮かべたことを英語で言いなおそうとして、しっくりくる表現が見つからないことがあります。
それで会話が止まってしまうのは、よくあることではないでしょうか。
そんな時、上のセリフの訳をし直したように、発想を転換して「同じ意味だけど違う言い方」を探すと、英語が出てきます。
少ない語彙でも会話をすすめられるサバイバル英語の秘訣は、ズバリこれ!
例えばこんな風に、対義語を使えば山ほど挙げられます。
英単語が分からない時は、言い換えられる単語を探せば良いのです。
対義語を使った表現の言い換え例
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- 忘れない(never forget) → 覚えている(remember)
- 暇(free) → 忙しくない(not busy)
- 間違っている(wrong) → 正しくない(not right)
このように発想の転換をして会話が出来るようになると、少ない英単語力でも英会話を展開できるようになります。
そのためには、日本語で「表現を言い直すトレーニング」をしておくと良いでしょう。
物の名前が分からない時も、発想の転換で
例えば「ほうれん草」を英語で言いたいとき、「ほうれん草」の英単語名を知らないと会話が止まってしまいます。
だけどそんな時も、「緑の葉っぱで、ポパイが好きな野菜」というように表現すれば「あぁ、ほうれん草ね」と分かってくれます。
確実に英訳をすることにこだわらずに、目的は「伝えること」だと割り切れば、今ある語彙だけでも十分サバイバル出来ますよ。