「Never give up」は不自然?「諦めないで」の英語をアニメで解説

dontgiveup

「諦めないで!」を英語で言うと、「Never give up!」がすぐに頭に浮かびますが、これって正しいのでしょうか?

実はこれを使うと不自然な時もあるのです。

英語で「諦めないで」という意味のフレーズを、アニメ「魔女の宅急便」英語版を活用してお伝えします。

今日の英語フレーズ Don’t give up! 諦めないで!

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(今日の英語フレーズはチャプター22から。飛行船にぶら下がったトンボをキキが救出しようとするシーン)

突風にあおられて暴走を始めた飛行船は、ロープにトンボをぶら下げたまま街を横断していきました。

しかし目の前には時計塔が!

飛行船は避けることが出来ず、そのまま衝突してしまいます。

しかし衝突によって、幸いにも建物にひっかかり止まることが出来た飛行船。

でもトンボは依然としてロープにつかまったままの危険な状況です。

誰もが絶望していたその時、空を飛ぶ何かがトンボの元へ!

デッキブラシに乗ったキキです。

キキは必死にトンボの手を掴もうとしますが、ブラシを操縦できずなかなか上手くいきません。

そんな様子を見た街の人々からは応援の声が聞こえます。

「Don’t give up! Don’t give up! 諦めないで!がんばって!」

そしてトンボがロープから手を放してしまったその時、キキがようやくトンボの手を掴みます。

「Don’t give up.」と「Never give up.」の「諦めないで」は微妙に意味が違う!

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このシーンのセリフでも使われているように、「諦めない」は辞書で調べても「Don’t give up」がまず出てきます。

でも「Never give up.」を辞書でしらべても、「決して諦めない」とあるのです。

両者の違いは、「決して」がつくかつかないかだけ?

それでは違いが良く分からないので、調べてみました!

「Don’t give up.」と「Never give up.」の微妙な違い

両者を使う時の微妙な違いは、「諦めないで」と言っている対象を「継続的に続けなければいけないかどうか」です。

例えば長い期間挑戦し続けなければいけないような事柄に対しては「Never give up.」

一度きりの出来事に対しては「Don’t give up.」が適しているようです。

日本人の我々は「諦めないで」というと「Never give up.」の方を思い浮かべがちですが、一度きりの出来事にこれを使うと不自然な印象を与えてしまうということです。

注意しましょうね!

その他の「諦めないで」という意味の英語フレーズ

  • Hang in there. (「そこにとどまって」という意味から)
  • Stick with it! (「くっついて、離れないで」という意味から)
  • You can do it! (「あなたなら出来るよ」という意味から)

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