英単語「sir」の意味をアニメで解説!

pride

英語にも日本語と同じように、目上の人につける敬称があります。

それが「sir」。

「sir」という英単語の意味を、アニメ「魔女の宅急便」のシーンを活用してお伝えします!

今日のフレーズ I’m a new witch, sir.

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キキは街に降り立とうとホウキに乗って人々の頭上を飛びます。

みんな初めて見る魔女に、びっくり。

みんながキキを注目しています。

人々からの視線を意識しすぎるあまり、キキは目の前にバスがいることに気付きません。

もう少しで衝突!

というところで事故を免れて地上に降り立つと、そこには歓迎してくれる人の姿はなく、警察官が詰め寄ってくるだけでした。

ホウキで街中を飛ぶキキを責める警察官にキキはこう言います。

「I’m a new witch, sir. We are supposed to fly around.私は魔女です。魔女は飛ぶものです。」

「sir」は男性で目上の人に使う言葉

「Yes, sir!」と言えば、軍隊などで兵隊が使うことばとしてイメージされる方も多いのではないでしょうか。

このsirという単語は、文の最後につけて相手(男性)に対する丁重な姿勢を表します。

海外の方と仕事をしたとき、特にアメリカ人の方が使うのをよく耳にしました。

普段はあまり会わない役職付の方に対して使っていたような印象です。

日本語なら「部長、おはようございます。」というところを、「Good morning, sir.」というように使います。

ちなみに女性に対してはsirの代わりに「ma’amマーム」を使います。

魔女の宅急便でも、この後の場面でキキがオソノさんに対して「Thank you, ma’am.」と言っています。

be supposed to も確認しましょ!

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キキは続けて「We are supposed to fly around.」と言っています。

be supposed to は、「~することになっている。取り決められている。」ことを意味します。

だからキキは自分の楽しみだけで飛んでいるのでは無く、「飛ばなければいけないから飛んでいる」と言っているのです。

このセリフで「be supposed to」を入れることによって、キキが「自分が魔女である」ということにプライドとこだわりを持っていることが分かります。

例えていうなら、「侍は刀を持つものだ。Samurais are supposed to have katana.」という感じでしょうか。

侍は決して彼らが「持ちたいから」というだけで刀を持つのではなく、刀を持ってこそ侍だということです。

だから、「魔女も飛んでこそ魔女だ」ということをキキは伝えたいのですね。

私たちもキキのように、自分の仕事にプライドを持っていたいものです!

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< 魔女の宅急便 英語フレーズ (シーン別)>

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