小学校一年生の娘は英語をフォニックスで、算数を公文式で勉強しています。
様子を見ていて実感するのは、どちらの方法も「無理なく彼女のペースで確実にレベルアップしている」ということ。
その理由は、この2つの勉強方法の「共通点」にあるように感じます。
能力を伸ばしやすい「勉強のコツ」、もしかしたらコレかも!?
これが勉強のコツ?公文とフォニックスの共通点は「要素」
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「要素」とはあるものごとを成り立たせている基本的な内容や条件を指します。
公文式の算数学習とフォニックスを中心にする英語の学習の共通点は、「要素に切り分けて学ぶ」ことだと感じました。
公文式は、「数を数えること」「1の足し算」「2の足し算」と順に学習を進めていきますが、これは次のステップに進みやすいように「足し算」を要素に分け判りやすい順序にしています。
(公文式算数についてはこちら↓)
またフォニックスは、その学習方法自体がそもそも「発音のルール」という英語の要素に切り分けられています。
そしてこれらの「要素切り分け学習」の良い所は、「ポイントをつかみやすいから習得が早く進む」ということではないでしょうか。
例えば英語で考えると、「英語をただ聞き流す」だけでも少しづつ確実にリスニング力は伸びていきます。
でもその方法だと、頭の中でポイントを自分で掴む必要があるので、時間がかかるし個人差がありそう。
反対にフォニックスの様に要素に切り分けられていると「英語がどのような音で構成されているか」ポイントを理解しやすいので、リスニング力が早く伸びるのではないかと思います。
走る、投げる、蹴る・・など運動も要素を練習すると良いみたいです。
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この「要素切り分け学習」、難しくて手がつけられない教科の勉強に向いてそうだと思いました。
分からない箇所を理解するために、どんな情報を理解している必要があるかを、要素に切り分けてその単位で学ぶ。
この「要素に切り分ける」という作業は親か先生、家庭教師などに頼らないと出来ないかもしれませんが、これでつまづきを解消してあげられるかもしれません。
そういえば勉強だけでなく、運動も同じように要素に切り分けると能力を伸ばしやすいそう。
NHKの「すくすく子育て」で、以前やっていたのを思い出しました。
例えばかけっこは、走る時に「手を振る」「足を動かす」要素があります。
それぞれ上手に出来るように練習してから実際に走ると、かけっこが早くなるとか。
ボール投げも、手首のスナップのかけ方や体のひねり方など「上手に投げるために必要な要素」をそれぞれ身に付けさせると上手く投げれるようになるとのこと。
例えば手首のスナップは、紙鉄砲を上手にならせるようになると身に付くそうです。
こんな風に簡単なレベルまで要素分解すると、親が「何で出来ないの~!?」とイライラしないで済むので助かりますね。