強い共感を伝える「私も」の英語での言い方をドラマ「Glee」で解説

人の立場に共感を示したい時に使える、

「私も同じことを経験したことがあるよ。」

の英語での言い方を、ドラマ「Glee」のシーンを活用してお伝えします。

今日の英語フレーズ 「私も経験したことがあるから。Because I was there.」

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(今日の英語フレーズは「Glee」Season 1, Episode 16から。チアリーダー部に入ったメルセデスが、体重のことで悩みを抱えるシーン)

少し太めの体型のメルセデス。

それでも今までは自分に誇りを持っていました。

ところがチアリーダー部に入り、体重をバカにされたせいで自分の体型にすっかり自信を失くします。

減量のために食事制限を始めますが・・

行き過ぎて「人が食べ物に見える」という幻覚をみるまでになり、ついには倒れてしまいました。

しかしメルセデスは、そこまでいっても食べるということが自分に許可できません。

そんな彼女を見て、元チアリーダー部のキャプテンだったクインは、メルセデスを立ち直させるために自分の経験を話し始めます。

「私にも判るわ。だって、私も経験したことがあるから。Because I was there.

Glee, Season 1, Episode 16

「私も経験したことがある。I was there.」の解説

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誰かに共感を伝えたい時、

「その気持ち、分かるよ。 I can imagine what you feel.」

などのように、相手の立場に対して理解を示しますよね。

でも上記のクインのセリフを聴いた時、私はとても感動しました。

それはこんなに短いセリフなのに、どんな共感を伝える言葉よりも一番深い共感が伝わったからです。

クインのセリフ

「I was there.」

は、「いまメルセデスが立っていて、苦しみを感じている場所」にかつてクインは立っていて、その時彼女は「同じことを感じていた」と一言で現わしています。

しかもそのセリフは共感を伝えるだけでなく、メルセデスを励ましもしてくれます。

それは、クインが、「was there」と言っているから。

苦しい時は永遠にその時が続くように感じてしまいますが、そこから抜け出して立ち直ることが出来るということを示しています。

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